埼玉＝ファラザード？ オガ子探偵 Nei 第３話

いらっしゃいませ
プリーストカフェにようこそ

今日は１１ヶ月ぶりの
月間オガ子マガジンの発売日なので
お店に置いておきましたので
良かったらご覧になってくださいね

priest cafeオープンです

■ 月オガ シリーズ！

『オガ子探偵Nei』第３話

ー－姿なき依頼人－

■ 前回のお話

■ Part１： 依頼ポストのモーモソ

モーモソはこの荒れた地に適応できなかった
わたしはポストの横の墓標に毎日話しかけている

■ ねぃ
おはよー！モーモソ！

今日も依頼の確認だよ
この辺りでは見かけない便箋が
依頼者の名前が無い…
残存思念から
人間の感覚を感じるけど
前回の様な異世界の感覚はしない

わたしは前回の依頼の後
住み慣れた家を離れ引っ越してきた

新しい地は不毛の地で
ガタラーヒルズと揶揄される地
住む人も少なく
番地をすべて買い占めてマイタウンにできる
そんな地だった

引っ越した理由は事務所家賃の滞納
ついに追い出されてしまい
わたしは６ヶ月のフリーレントに魅了され
この地にやってきた

半年もあれば
何かお金になる依頼があるだろうと思いきや
フリーレント期間が終わって
それから半年の間依頼はなかった

旅芸人事務所の台頭のせいにしたかったが
家賃も安い分探偵として依頼するお客も少ないのは
今考えたら当たり前だった

わたしはその間ファッションショーのモデルや
教会の聖歌隊の募集に応募したりして
なんとか生活していた

わたしは久しぶりの依頼の手紙を手に
心を弾ませながら
二階の階段の入り口を駆け上がったのだった

■ Part２： 救われぬ死魂

わたしは事務所で依頼と思われる手紙を開けた
前の住所に送られてきた手紙の消印は
約２ヶ月前だった…
転送してくるのにそんなにかかるのは
郵便屋の怠慢だと思いながらも
久しぶりの本業での稼ぎへの期待に
ペーパーナイフが
封を切っていく音が心地よかった

■ 手紙

■ ねぃ
うっ…（音にならない声）
こういう依頼は
依頼金額もわからないし
債権回収ができない事も多いから
困るんだよね💦
しかもリスクだけは高いし
だいたいの場合依頼人は
生きてはいない場合が
ほとんどだし…
放っておこうかな…

Ｇuuuuuuuh〜

■ ねぃ
そういえば
ここ２日ぐらい
ご飯食べてなかったかも
書斎にお金はあるって事は
頂いても…
見にいくだけはタダだし
お金があればラッキーだし
そんなに遠く無いから
行ってみましょう

■ Part３：依頼者の元 Matsudo CITYを目指す

荒れた大地を行く
３つの国が互いに交差する地点をゆく
マップが広く見えないのではなく

松戸市の様に
千葉・東京・さいたまの境にあるあたりだけ
５.０のマップになっているはずなので
どうしても狭く見えてしまう様だ

バルディスタ：東京都（女王がいる）
ゼクレス魔導国：千葉県（夢と魔法の国）
ファラザード：埼玉県（・・・）
バージョン５の舞台は
この松戸市のような３つの国が
重なるところなのかなと
だから狭く感じる？？

そんな感じなのかと余計なことに考えがゆく
ファラザードが
「あらゆる流れ者を受け入れて
ー急速に力をつけた混沌の新興国」
と紹介されているのをみて嫉妬する
世界一人が住む住宅地があるらしい
この辺りは江東区
まだ東京なのは映画で知る（コラ

■ Part４：集落に到着

マイタウンとはこういう雰囲気でつくると
タウン（集落）らしく見えるなと思いました
わたしはＭ市郊外の集落に到着した
住民とモンスターが共存している街だった

隠れ里という名前からも
人間は俗世から
モンスターも同じく
その世界からはみ出したモンスター達が
ここでひっそりと暮らしているようだった

わたしは３番街もいう集落をぐるっと一周
回ることにした

■ 懐かしいモンスターに出会う

■ ねぃ
第２話で主人を惨殺されて
わたしに依頼をしてきた
モンスターさん
こんなところにいたのね

わたしは念の為に
エクソシスト・スキャンをした
どうやら悪くないモンスターの様だ

⚠️説明しよう！
ーエクソシスト・スキャンとは
ー闇に落ちたモンスターの場合は
ー空間が歪むという
ーエクソシストが使う退魔魔法の事である

誰かのお葬式がされていた
神官がモンスターという事は
棺の中はモンスターであろう
傘を持った妻は魚のモンスターだった
ウェディ子と名乗った
陸上での生活で無理が祟ったと言っていた
わたしは祈りを捧げ
集落の散策に戻ることにした

お墓で人間の神官がお祈りをしていた
横にはドラキーがいた

５.０アップデート後すぐや
休日のアップデートなど
過酷な告知労働で…と聞いて心を痛めた…

いつもありがとう

わたしはなぜかそう呟いていた
誰にだろう…

ある日突然現れて立っていたという神官は
自分の立ち位置を変えてくれた集落の長に
感謝していた様子だった

■ Part５：小屋を見つける

集落に依頼の手紙の小屋を見つけた
わたしは中に入ってみることにした

■ Part６：中はゴージャス

外観の質素さはカモフラージュで
小屋の中はゴージャスな空間が広がっていた

■ ねぃ
ついさっきまで誰かいたみたいな
この紅茶の香り…

■ Part７：まるで泥棒

■ ねぃ
依頼金ってどこだろう
なんだか
泥棒みたいな事してるけど
まずは依頼金を確認しないとね
あ！あった！
こんなに！

■ Part８：セキュリティーシステム作動

PACHIN！

■ ねぃ
え！停電？？

■ ねぃ
罠だったのね！

わたしは暗転していく世界の中で
しっかりと
お金の束の感覚だけは確認していた

そして眩い光の束がわたしを包んで来た

■ Part９：異世界へ

■ ねぃ
ここは…

■ Part１０：僧侶ホイホイ

■ ねぃ
うっ！ダメ吸い寄せられる

わたしは気がつけばお祈りを捧げていた…
何かの光の玉が集まってきて
人の形となった

■ 謎の声
ありがとう
これでわたしも海が見れる
自由にしてくれてありがとう
お金はあなたに差し上げます
さようなら…

■ Part１１：あっけなく退魔

■ ねぃ
なんだかよくわからないけど
やったわ！
いけない！
早くこの世界から脱出しないと
魔空間へわたしの魂が
固定化されるまで
あと２７秒しかないわ
急がないと！

■ Part１２：異世界からの脱出

■ ねぃ
新しく覚えた
エクソシスト魔法で脱出！
アビスセーラーで闇１００％！
胸からどーん！

■ エピローグ：

■ ねぃ
さ！我が家
ガタラーヒルズに帰ろう
住めば都
臨時収入もたっぷり入ったし
帰りに寿司でも食いいっか🤗

… To be continued

■ ストーリーのあるハウジング

時間を切り取った様な
ストーリー性のあるハウジングでした

Ａさま
お招きの翼
ありがとうございました

■ ファラザード参考文献

ＣＳで初放送だったので
１年前の文献を最近観ました

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