不思議なカップル(最終話)
2人の関係にわたしは関係ないのに、
Aプクちゃんからの毎日の愚痴に付き合わされて
心身ともに疲れて来たわたし・・・
毎日毎日だった事もあって、
ドラクエどころでもなく
わたしも不満が蓄積してきていました。
いよいよ運命の日を迎えます。
グレンのバラモスコインの募集でしりあったカップル
表向きにはごくごく普通の相方関係に見えたのですが、
そこには精神的に主従関係が結ばれた深い闇がありました。
もっと色々変な話があったと思います。
そんなに嫌なら・・・と思う気持ちが
日に日に高まってきました。
どうしてフレンド切るという判断に至らなかったのか
未だにわかりません。
わたしに、ドラクエを遊ぶ話をするわけでなく、
Bオガさんの愚痴しか言ってこなくなったAプクちゃん。
毎日、毎日、それを誰かに言わないと自分が保てなく
なってきている様子でした。
ある日、何かがきっかけでついに
わたしの我慢の限界を超えました・・・
そして言ってはいけないことを口にしました
わたし「ここは楽しむ場所です。そんなに嫌ならBオガさんと別れればいい。わたしはもうAプクちゃんの相手は疲れました」
Aプクちゃん「・・・」
そのまま硬直状態が続きました
Aプクちゃん「さようなら」
フレンドを解除されました。
・・・わたしに対してありがとうという余裕すら
なかったみたいです。
見捨てられた、
傷つけられたという思いだけだったのかな。
わたしは、費やした時間と労力を悔やみました。
そして、そっとBオガさんのフレンドを解除しました。
結局、わたしはBオガさんには、
Aプクちゃんからの話の裏付けを
一度も取ることをしませんでした。
わたしがそれを聞くことで、
Aプクちゃんが危険に晒されたらどうしようと
そんな恐怖が支配してました。
やっと終わった・・・
虚しさと疲れだけがそこにありました。
結局わからないことだらけ・・・
この期間はドラクエをしていた気がしません。
一緒に溺れていたのはわたしの方かもしれません。
早くフレンド切ればいいとか、
ほっとけというのもあるんですが、
Aプクちゃんのお話に引き込まれてたのかもしれなのと
悪いことをしてるのはBオガさんと思い込んでいたし、
多分同情もしていたと思います。
だからフレンド切ったり、
無視したりできなかったんだと思いますが
自分まで溺れて苦しくなるなら
最初から距離を置くべきでした。
最後まで付き合うか、
最初から相手にしないか、
中途半端なことをするから、
こうやってフレンドを切られて、
よくわかない理不尽さとキズだけ残るという
苦い教訓を得ました。
ここドラクエだったよね?
- 第三者が見たら滑稽な話も本人達はど真剣(自分にも言い聞かせてます
- 相方達に中途半端に踏み込まない
- 距離は見誤らない
- こういうの話を他の人にしない、聞かない
- おかしいと思ったら立ち止まる
- どれだけ時間と労力を費やしても報われない事もある
- 明確に意思表示をする事で事故になる事もある
- 徐々に関係をフェードアウトさせる術を身につけるべき
- 思い出せなくなるぐらい人間の忘れる(思い出せない)という能力は素敵だという事
Aプクちゃんが、
ドーパミンという脳内麻薬から解放されて
自己を取り戻して、
幸せな今を生きていることを願っています。
このお話にでてきる登場人物は、わたしも含め
きっと不思議な空間に迷い込んでいただけかもしれません
きっと・・・
その空間への扉は、
みなさまのすぐ隣にあるかもしれません・・・
書き終えてから気になって
お二人を冒険者の広場で検索したら
Bオガさんは現役で、
今回の邪神もクリアされてました。
・・・残念ながら
Aプクちゃんは、
同名で1,000キャラ超えていて探せませんでした。
元気で幸せになってたらいいな・・・
クリック頂けたら嬉しいです。
ドラゴンクエストXランキング